柏崎・刈羽原発7号機への核燃料挿入を許すな!

3月15日、東京電力は、柏崎・刈羽原発7号機へ核燃料の挿入を開始した。「能登半島地震」の教訓など全く省みず、「地元合意」も無視してである。さらには、「能登半島地震」を引き起こした「海底活断層」の東先へと活断層が佐渡まで続いており、その活断層に…

『労使自治を軸にした労働法制に関する提言』の意味するもの

『労使自治を軸にした労働法制に関する提言』の意味するもの 労使自治に関する労働法制改悪を目指した経団連の『提言』が1月16日公表された。 『労使自治を軸にした労働法制に関する提言』がそれだ。 これは、居丈高に、十分に資本の下僕と化した、組織率…

トヨタアライアンスの崩壊

トヨタアライアンスの崩壊 トヨタグループに加入している日野自動車、ダイハツ、トヨタ自動織機の不正が続いている。 連結子会社の日野自動車は、エンジン排ガスや燃費性能のデーター改竄で、最大11万台の不正だという。極めて悪質である。そのため国土交通…

トヨタの野望!!

以下の文章は、2021年5月に執筆したものです。「トヨタアライアンスの崩壊」を読むのに参考にしてください。 「トヨタ連合はグーグル以上の「世界制覇」を目指す」、という記事が「日経ビジネス」(2021/5/6)に掲載された。 この記事は、今年3月にい…

地震・火山大国日本の地殻変動——迫りくる原発震災の危険性

地震・火山大国日本の地殻変動——『大地動乱の時代』 2024年が明けた1月1日午後4時10分にM7.6、最大加速度2828ガル、最大震度7を記録した能登半島地震が石川県を襲った。この地域では、2020年ころから群発地震が起きており、2023年…

シオニスト・ネタニヤフ政権を打倒し、パレスチナを平和の砦に!

シオニスト・ネタニヤフ政権を打倒し、パレスチナを平和の砦に! 「この世の地獄」 イスラエル軍の容赦のない攻撃によるガザ北部の惨状に対し、国連の世界保健機関(WHO)は、「死の地帯」と表現した。さらに南部のラファなどへのイスラエル軍のジェノサ…

シオニスト・ネタニヤフ政権を打倒し、イスラエル・パレスチナを平和の砦につくり替えよう!!

全世界の労働者・人民の「パレスチナに平和を!」「イスラエルはジェノサイドを止めよ!」という声にイスラエルを擁護し支えている、アメリカ国家権力者バイデンやその他の英・仏・独の権力者たちも自らの政権の維持のために必死になっている。 とうとう追い…

放射能汚染水の海洋投棄弾劾! 日本の原発・核開発反対!  その2

ハ 放射線被曝ついて 私達は、多少専門的な知識を理解しておくことも重要だ。以下、おさらいしてゆこう。 放射線の毒性 放射線という場合、電子レンジから出る電磁波も含んでいる。しかし、原爆や原発で発生した、この有害な放射線を「電離放射線」といい、…

放射能汚染水の海洋投棄弾劾! 日本の原発・核開発反対!

2023年8月24日、東京電力は、事故により発生した福島第一原発敷地内に保管されている放射能汚染水を、岸田政府の方針に基づき海に捨てた。以降10月5日、11月2日と連続的に岸田政府と東電は放射能汚染水を海洋投棄した。ドイツ・レムケ環境大臣や、中国政府、…

民族主義、宗教対立をのりこえ、人道主義の限界を突破し、反戦闘争を創造しよう!!

国連安保理において、米英と中露の醜悪な政治的駆け引きでパレスチナのハマスとイスラエル・シオニストネタニヤフ政権との戦争を「中断」、「停戦」を求める4本の決議案が成立しなかった。トルコ・エルドアン大統領は、国連安保理の「不公平な姿勢」と国際社…

「クライメートゲート事件」——IPCCによる地球温暖化説の捏造事件

「クライメートゲート事件」——IPCCによる地球温暖化説の捏造事件 「クライメートゲート事件」、この呼び名は、イギリスのジャーナリストであり作家であるJ.デリングポールが、アメリカ・元ニクソン大統領の陰謀暴露事件に倣って使ったものである。 この「ク…

黒田寛一の哲学をわがものに その3の3

Ⅲ 1951年に執筆し、1960年に『プロタリア的人間の論理』として発刊されたこの論文と、一体どれほど人たちが主体的に格闘したのであろうか。革命的自覚において定立する「自由の王国」、そのイデーについて、内から衝き動かすもの、原動力、理性的目的につい…

黒田寛一の哲学をわがものに その3の2

Ⅱ『プロレタリア的人間の論理』について 階級社会においては、生産的実践が歴史的に独自の形態に疎外される。このことは、マルクス主義者においては常識のことである。そして、生産的実践の歴史的に独自な疎外に関連し対応して、社会的実践もまた、政治的・…

黒田寛一の哲学をわがものに その3

Ⅰ 「プロタリアの階級的自己組織化」について 1 プロタリアの階級的自覚を促すことを投げ捨てた革マル派 私は、かつて、組合員に階級的自覚を促し組織化するために革マル派官僚どもに対して、イデオロギー闘争を挑んだ。以下に、当時提出した文書から、関係…

黒田寛一の哲学をわがものに その2の4

他方において、田辺元の批判を受けた西田もまた、「場所」における歴史行為について深めたのであろう。いわゆる「西田哲学における行為・制作の論」(黒田)に示されているように。 哲学することは、「ことばに担わされた概念」を用いて展開するほかはない。…

黒田寛一の哲学をわがものに その2の3

Ⅱ 「マルクス主義者といえども、西田・田辺哲学から何がしか学びとるゆえん」をわれわれはつかみとらなければならない。 田辺元の『歴史的現実』について 2000年発刊の『実践と場所』第一巻の執筆過程で黒田は、田辺元の『歴史的現実』を耳読した。 黒田は、…

黒田寛一の哲学をわがものに その2の2

「死んで生きる」とは、黒田においてあらためて如何なるものであるのか? 『戦後主体性論ノート』において黒田が、「「梅本理論」の問題——それは、一昨年の終わりから常に僕に迫り来った問題であり、梅本氏の問題を僕自身の問題として受けとめ、自己の無能を…

黒田寛一の哲学をわがものに その2の1

黒田寛一の哲学をわがものに その2 Ⅰ 黒田の哲学について 私の著した「黒田寛一の哲学をわがものに」(2020年11月18日)は、1991年ころ以降、再び黒田の哲学をわがものとするべく、異常な党派的緊張関係のなかで組織活動と長時間の疎外労働にほとんどの時間…

訣別宣言 その4       藤川一久

4 イデオロギー的根拠 椿原は、「ある問題の打開をめぐる思想闘争において、批判するものは‶何でもあり〟ではあってはならない。その思想闘争において新たな問題が生みだされた場合は、いったん論議を止め、……」との教訓を「思想闘争の壁」から導き出し理論…

訣別宣言 その3       藤川一久

3 半年にわたる組織問題をめぐる内部思想闘争で露呈した自己保身と居直り 私たちは半年近くにわたって、プロレタリアの自己解放を目指す前衛党とは思えない「組織」問題の解決のために論議を積み重ねてきた。そこで明らかになったのは、椿原の自己保身に満…

訣別宣言 その2       藤川一久

2 組織の最大の危機——組織問題 今回の「探究派」の最大の危機は、NO.1およびNO.2がともに詐欺の餌食となった、ということだ。それを見抜けなった私たちの故に一時的ではあれ、組織丸ごと詐欺にあったのである。 Aが世間で呼称されている「バークレイズ銀…

訣別宣言 その1       藤川一久

訣別宣言 はじめに 私たちは、2022年10月8日「探究派」に対し訣別宣言文を突きつけた。その後現在に至るまで、彼らからの自己批判も反批判もない。2023年の開けを期して訣別宣言文を加筆し、すべての労働者階級にこれを明らかにする。その趣旨は、「探究派」…

訣別宣言          藤川一久

私たちは、2022年10月8日に「探究派」から訣別した。以下に、4回に分けてその内容をブログに掲載する。 1回目 はじめに 1 官僚主義を顕在化した集団 2回目 2 組織の最大の危機——組織問題 3回目 3 半年にわたる組織問題をめぐる内部思想闘争で露呈した…

黒田の哲学を我がものに         藤川一久

黒田の哲学を我がものに 「死んで生きる」ということ 「日本国家の強権的=軍事的支配体制の構築の流れに対して、そして「社会主義」の崩壊と現代資本主義の危機に直面させられて、いわゆる哲学は無力をさらけだしている。」このような悲惨な現実を前にした…

黒田の思想・哲学を破壊した「革マル派」官僚   藤川一久

『物質の弁証法(ヘーゲルとマルクス)』刊行にあたって「刊行委員会」名での「プロレタリアの解放ののために全生涯を捧げた黒田寛一」という文章に次のような展開がある。 「黒田において、おのれのどん底とプロレタリアのどん底とがまじりあい合一化され」…

反スタ運動創造の出発点を理解できない「革マル派」官僚!!   藤川一久

『物質の弁証法』(黒田寛一著作集 第一巻)の「刊行委員会」は、「プロレタリア解放のために全生涯を捧げた黒田寛一」なる小論文において、「黒田寛一は、……ハンガリー事件」にたいして「『共産主義者の生死にかかわる問題』として対決した」と書いている。…

気候変動について(7)地球温暖化の「ハイエスタス」は終わったのか?

1800年頃から世界の気温は小氷期を脱し上昇し始め、1970年代から1990年代まで加速度的に地球は温暖化してきた。その気温上昇が1998年頃から20年位頭打ちになっている。このことを二酸化炭素温暖化論者のあいだでは「ハイエタス(ギリシャ語)、ポーズ(英語…

気候変動について(6) ドイツ・メルケル首相の2020年の決意

2020年、メルケルドイツ首相が「温暖化の危機は人類が引き起こした」「いま、政治が何もしないと、その影響を受けるのは、我々の世代ではなく、子供や孫たちがすべての影響を受ける」と決意を表明した。それは、2019年12月31日の2020年1月…

気候変動について(5) 二酸化炭素地球温暖化への「懐疑派・否定派」の主張

二酸化炭素地球温暖化への「懐疑派・否定派」の主張に貫かれているもの 彼らの主張は現実肯定主義、まったくその通りである。「懐疑派・否定派」の主張に貫かれているものは、化石原料の使用によって“人間社会が目覚ましく(経済的)発展„してきたこと。とり…

気候変動について(4) 二酸化炭素地球温暖化説を利用した人間

二酸化炭素地球温暖化説を利用した人間 アメリカの原発・核開発を推進する権力者の利害を体現して、二酸化炭素地球温暖化説を活用したワインバーグについては「気候変動について(1)」ついて述べた。 一方で気温変化の「ホッケースティック」(2001年)…