シオニスト・ネタニヤフ政権による、ラファの避難民テントへの空爆弾劾!

シオニスト・ネタニヤフ政権による、ラファの避難民テントへの空爆弾劾!

 

   シオニスト・ネタニヤフ政権に対して、「パレスチナ人ジェノサイドを止めろ!」、「即時停戦、パレスチナに自由!」を求める世界の労働者、人民の声がかつてないほど広がっている。加えて、コロンビアはイスラエルと断交し、トルコは「イスラエルへの経済制裁をおこなう」ことを表明し、南アフリカイスラエル国際刑事裁判所提訴に参加した。さらには、スペインを含む欧州4カ国がパレスチナの国家承認で合意したり、イギリス・キャメロン外相は中東での「平和を促進させるためにパレスチナ人に政治的地平を与える必要がある」そのためには「パレスチナ国家承認を早める必要がある」、「イスラエルにとってこの30年間は失敗の物語であった」とさえ述べている。このような状況下でネタニヤフは、自らへの国際刑事裁判所からの逮捕状発行への懸念と恐怖感を抱きつつ、今またラファの避難民テントへの空爆を開始し、パレスチナ人の虐殺に手を染めた。

  このような止むことのない蛮行を前にして、世界の欧米各国の大学で、学生たちが「即時停戦、パレスチナに自由を」、〝自国の企業の対イスラエル経済活動や、自国政府が行っている軍事的・政治的・経済的なイスラエルへの支援〟を止めるように、という声を挙げ大学構内にテントを張ったり、教室を占拠したりする抗議行動を行い始めた。

   ニューヨーク大学ワシントン大学コロンビア大学アリゾナ大学、マサチューセッツ工科大学南イリノイ大学カルフォルニア大学・ロサンゼルス校など89の米国の大学、そして、カナダ、ドイツ、フランス、イギリスの大学生達も、「人間主義」「平和主義」的なものを発条にして立ち上がっている。

 しかも、抗議行動を行っている学生たちは、機関銃携帯部隊やスナイパーを配置したSWATの対テロ部隊の脅しや市警察などの弾圧にもめげず(3000人以上が逮捕されたという)、さらには、シオニスト、「白人至上主義者」「人種(差別)主義者」からの暴力的破壊工作に抗してたたかい続けている。「歴史上例がない」と言われているシオニスト・ネタニヤフ政権による残虐非道な行為たる「パレスチナ人ジェノサイド」を止めさせようとする抗議行動に対し、当のネタニヤフは「ハマスの扇動」だと表明し、アメリカの保守派やシオニストは「反ユダヤ主義の暴徒」というレッテルを張り、なにが何でもこの抗議行動をぶち壊そうとしている。

 

 決起した学生たちよ、君たちの国の「自由と民主主義」「人権」についてその意味をかみしめよ! 君たちの体にそのイデオロギーの虚偽性を、その欺瞞性を、きざみこめ! その反階級性に目覚めよ!!

 今こそ、国家的分断と人種主義的、民族主義的・宗教的な対立と、それらの政治的=ブルジョワ的解決をのりこえてゆく「人間の人間的解放」を目指す労働者階級の階級的に団結した反戦闘争を創り出そう!!

 

 米欧(日)帝国主義国のイスラエルへのいかなる支援を弾劾し、阻止しよう!

 ネタニヤフ政権を打倒し、パレスチナに平和の砦を築こう!!

 

2024.05.05